たとえば…
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1 | まずは段付きタップのパイロット部分をネジ込んでいく。ここでは小型タップハンドルではなく、ガッチリしてトルクを掛けやすい大型タップハンドルを利用するようにしよう。 | 2 | 時折、燃焼室側からタップの状況を確認する。エアブローを行い、切り粉を除去するのも良い。驚きの実力でプラグ穴が拡大されていく。ちなみにこのヘッドはホンダの空冷360cc用。四輪です。 | 3 | パイロットタップをグイグイとネジ込み、下穴加工が終了した、パイロットタップでない場合は、タップ加工の前に下穴拡大をドリルで行わなくてはいけない。この際はドリルの傾きに要注意。 |
4 | 切り粉を洗浄液で洗い流し、エアブローを行う。そして、防錆潤滑スプレーを少量吹き付けて、いよいよリコイルを挿入する。治具からリコイルが抜けないように押さえつつ、ゆっくりネジ込む。 | 5 | 燃焼室側からも確認し、リコイルが飛び出していない事を確認する。もしも飛び出してしまう場合は、短いリコイルに交換しなくてはいけない。確認後、押し込み治具で先端を切り落とす。 | 6 | スムーズにプラグをねじ込むことができるか指先で確認する。しっかりと作業を行えば、間違いなくスムーズに入るはずだ。これでガッチリとトルクを掛けて締め付けても大丈夫だ。 |
たとえば…
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1 | そもそもネジ穴のあった場所なので、下穴加工はあっという間に完了してしまう。今回は貫通穴ではなかったが、貫通穴の場合は切り粉が内部に入ってしまわないように十分注意する。 | 2 | ラチェット型のT型ハンドルタップで、干渉物を逃げながら作業を進めた。この作業の際も締め付け面に対して直角にタッピング加工を施さなくてはいけない。この作業時も金尺を目安にしよう。 | 3 | これがタップ加工の完了した状態だ。内部の切り粉が完全に除去できるように、防錆スプレーやパーツ洗浄液をシュッと塗布して掃除機で吸い取るのが良い。こんな際に工業用掃除機が便利なのだ。 |
4 | M6P1.00mmのリコイルを挿入治具にセットし、慎重に挿入していく。この際に斜めに入れてしまったり、山飛ばしをしてしまうと、最初からやり直しになってしまう。慎重に作業を進めよう。 | 5 | 挿入作業が完了したら、付属の押し込み治具で、リコイルの先端の90度曲がった部分を切り取る。切り取った端末が穴の中に残らないように注意しよう。残ったままだとリコイルにダメージを与えてしまうのだ。 |
写真・文章提供 : モトメンテナンス 潟lコ・パブリッシング リコイルジャパン
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商品カテゴリー ・リコイル
・盗難防止アンカー類
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・チタンネジ